9/20(月) 13:35
「家どこ?って言われて神戸の方とかいうぐらいやったら 神戸に住んだ方がええな。」――。JR明石駅(兵庫県明石市)の構内に、こんな広告が貼り出された。SNSで「明石駅に貼るのけんか売りすぎてる」「神戸も明石も良い街」などと大きな話題になった。
人口が減少している神戸市の建築住宅局が、子育て世帯に市内に移住してもらおうと考えた企画。昨年度は市内外の駅に、普通のポスターの広告を貼ったが、あまり反響はなかったという。
「白地に大きな文字だけを書けば、興味を持ってもらえるのではないか」。職員たちは6月ごろから約2カ月間かけて、思わず突っ込みたくなるような文言を、駅ごとにすべて異なるように22種類考えた。広告の右下には小さく「子育て支援住み替え補助金最大40万円」や「結婚新生活支援補助金最大30万円」「子育て支援住宅取得補助金120万円」と文言に合うPRしたい政策を記した。
ほかにも、「補助金が出るから神戸に引っ越すん?とか言われて腹立つけど、当たってるもんな。」(阪神尼崎駅)▽「あぶなー。もうちょっとで神戸を引っ越し先の候補からはずすとこやった。」(JR大久保駅)▽「休みの日、たいがい神戸に行ってるもんな。神戸に住んだ方がええかな。」(山陽電鉄飾磨駅)▽「神戸に引っ越す理由なんかないわ!普通に考えたらな。」(JR姫路駅)――などの広告が、各駅に掲示された。
隣接する明石市は、「中学校の給食費無料」「高校3年生まで医療費無料」「第2子以降の保育料無料」など子育て支援を積極的に打ち出し、近年は人口が増加。昨年には初めて人口が30万人を突破し、泉房穂市長は「子育てに関する施策を大きく充実させた結果」と分析した。
神戸市の担当者は「少なくとも住み替えに対する補助金で、神戸は明石に負けていないはずだ」と対抗意識を燃やす。神戸市の住み替え補助金は、市外の子育て世帯が市内の賃貸住宅に入居する場合、「市内に2年以上、居住する意思がある」などの要件を満たせば、住み替え費用40万円を補助する。昨年度はこの助成金を使い、161世帯が市外から移住。今年度も昨年度を上回るペースで申請が増えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3601990bfe38669a8a2fdb669744d3faf6b5360
引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1632177154
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Source: ニュー速クオリティ
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