1: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2022/03/12(土) 18:47:52.03 ● BE:645525842-2BP(2000)
半解凍した乳白色の果肉を頬張ると、口全体にさわやかな甘さが広がる。マンゴーの濃厚な触感と、ライチの甘みを足したような新しい味わいだ。
アテモヤは台湾南東部・台東県が主な生産地で、日本では沖縄県の一部で生産している。「バンレイシ(釈迦頭)」と、その近縁種「チェリモヤ」を掛け合わせた新種の果物で、栄養価が高く、アテモヤ1個あたりのビタミンC含有量はリンゴ13個分に相当するという。
台湾ではこれまで年間約5万7000トンのアテモヤを生産し、そのうち3割にあたる約1万6400トンを輸出してきた。輸出の9割以上が中国向けだったが、21年9月、中国は突然、台湾からアテモヤの輸入停止を発表。「害虫の検出」を理由にするが、台湾では、中国政府と距離を置く蔡英文政権への「政治的圧力」だとする見方が強い。
そこで行き場を失ったアテモヤを日本に広めようとする動きが21年9月以降、台湾の官民を挙げて急速に起こり始めたのだ。
■中国の「禁輸措置」を逆手に取る
「購入者からの反応はとてもいい」
台湾の輸出促進機関、台湾貿易センター東京事務所の陳英顕所長は話す。「こんなにおいしい果物は食べたことがない」といった感想も寄せられ、手応えを感じているという。
《アテモヤをPRする陳英顕所長(3月8日、千葉・幕張メッセで開催の「FOODEX JAPAN 2022」において)》
生の状態では検疫上の制約で日本に輸出することができないため、台湾は今回、官民連携で新たな冷凍技術を開発。零下40度で急速冷凍し真空パックにすることで、日本への輸出を可能にした。
早速、宮城県や青森県の企業から購入を求める声が寄せられたほか、スーパーマーケットとの商談でも「珍しいのでぜひ検討したい」と前向きな声が上がっているという。
陳所長は「これまで台湾の海外マーケットは中国に集中していた」と指摘。禁輸措置をきっかけに、行政や民間が連携して短期間で冷凍技術の開発にこぎつけ、「結果としてはマーケットの多角化につながっている。(禁輸措置の影響は)悪いことばかりではない」と話す。
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台湾の果物「アテモヤ」は日本で商機をつかめるか 越えるべきハードルは?
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2203/11/news142.html
2022年03月11日 19時55分 濱川太一 ITmedia
引用元: ・https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1647078472/
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Source: ニュー速クオリティ
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