コロナ禍も有事も影響なし ランボルギーニが絶好調なのはどうしてか?
新型コロナウイルス感染症を引き金とする経済の減速、長引く半導体不足、ロシアによるウクライナ侵攻など、自動車産業界を取り巻く環境は依然として厳しいものがある。なかでも、車両価格が2000万円を超えるラグジュアリーセグメントであれば、そうした影響はとりわけ深刻と推察されるが、実際のところはどうなのか? 「ランボルギーニ・カウンタックLPI800-4」の発表に合わせて来日したアウトモビリ・ランボルギーニのアジア・パシフィック責任者であるフランチェスコ・スカルダオーニ氏に尋ねた。
「私たちの生産やデリバリーに関して言えば、なにひとつ遅れは生じていません。ランボルギーニは大きなグループ(フォルクスワーゲン グループ)の一員であり、収益性に関して言えば、グループのなかでトップの存在です。したがって、部品供給に関しては優先順位が高く設定されています。これが生産やデリバリーに遅れが生じていない、第1の理由です」
例えば、1台の自動車を生産するのにどうしても欠かすことのできないICチップがあったとしよう。その価格自体は、もしかしたら100円程度かもしれない。しかし、これがいま手元に1個しかないとしたら、車両価格200万円のクルマと2000万円のクルマの、どちらをつくるのに用いるだろうか?
たとえ2台の利益率が同じであったとしても、2000万円のクルマをつくるために使うのが私企業としては当然の選択。まして2000万円のほうが利益率が高いとなれば、是が非でもそちらを優先したくなるはず。このように、必要な部品をグループ内で優先的に融通してもらえる体制が整っているからこそ、ランボルギーニは困難な時期でも生産を継続できたのである。
しかし、理由はそれだけではないとスカルダオーニ氏は語る。
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1656906100/
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Source: ニュー速クオリティ
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