一人暮らしは「うつ病」の発症リスクを40%以上も高めていた
私たちは今、新型コロナウイルスの流行とともに「孤独」の流行の真っ只中にいます。
現代社会は”一人暮らし”が当たり前になっており、独居世帯は数十年前に比べて大幅に増えています。
欧米諸国では現在、未婚や別居、離婚、死別を含め、3人に1人が一人暮らしをしているという。
一人暮らしによる孤独感は、以前から、心身の健康に悪影響を及ぼすことが指摘されていました。
中国・カン州市人民医院(Ganzhou People’s Hospital)は今回、一人暮らしと精神疾患の関連を調べた先行研究の大規模なメタ分析を実施。
その結果、一人暮らしは、パートナーや家族と暮らしている人々に比べ、うつ病の発症リスクが40%以上も高いことが判明したのです。
一人暮らしの孤独感は「うつ病」を招きやすい?
心理学者によると、孤独(Loneliness)は「理想としていた人間関係と実際に達成された人間関係との間に乖離がある状態」を指すという。
また孤独には、知人や友人がいない「社会的孤独」と、知人はいても満足のいく親密な関係が築けない「感情的孤独」の2つがあるといいます。
こうした孤独感は、ソーシャルメディアの利用拡大や過剰支出の増加から、身体の健康(心臓病・脳卒中・糖尿病)および精神の健康(うつ病・感情調節の障害)の危険因子となることが指摘されていました。
そして、この孤独感を最も高めやすいのが「一人暮らし」です。
特にここ2~3年はパンデミックの影響で、家族や友人、恋人がいる人でも一人で過ごす時間が増えており、孤独感を抱える人々の増加が懸念されています。
そこで本研究チームは、一人暮らしと精神疾患の関連性を調べるため、2022年5月までに発表された2056件の先行研究を集め、メタアナリシスを行いました。
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1669808487/
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Source: ニュー速クオリティ
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