スクエニ最後の希望『オクトパストラベラーII』売上不振…不評ソシャゲが失敗の原因?
2月24日、スクウェア・エニックスによる新作RPG『オクトパストラベラーII』が各ハード向けに発売された。前作の大ヒットにより、新規IPとして定着することを期待されていた人気シリーズだが、初週売上は“右肩下がり”になってしまったようだ。
◇ニンテンドースイッチ版の売り上げは半減
前作「オクトパストラベラー」は2018年に発売され、全世界累計で300万本を突破したヒット作。王道的なRPGの楽しさに加えて、ドット絵と3DCGを融合させた「HD-2D」という独自のグラフィックによって人気を博した。
そして新たに発売された最新作「オクトパストラベラーII」では、「HD-2D」のグラフィックがさらなる進化を遂げることに。「ソリスティア」と呼ばれる大地を舞台として、新たな時代、新たな登場人物たちのストーリーが描かれている。
ところがその初動売上は、予想を下回る数字が出ているようだ。『ファミ通.com』が公開した2月20日~2月26日付けの「ゲームソフト販売本数ランキング」では、ニンテンドースイッチ版が約5万3,995本の売上となっていた。
また、PS5版は約1万4,422本、PS4版は7,269本となっており、合計しても10万本に届いていない。
比較のために振り返ってみると、前作「オクトパストラベラー」の初週売上は、ニンテンドースイッチ版のみで約11万本。つまりは対応ハードが増えたにもかかわらず初速が落ちており、同じニンテンドースイッチ版の売上でいえば“ほぼ半減”という状況だ。
◇ユーザーからは“神ゲー”と好評も…
とはいえ「オクトパストラベラーII」はゲームとしての評価は高く、前作からプレイしているファンたちには絶賛されている。そのため、売上が伸びていないことについて、《普通にめっちゃおもろいと思うけど売上微妙らしくてかわいそう》《神ゲーが売れないの残念でならない》《まさかここまで評価に売上が伴わないとは》と驚いている人も少なくない。
ではなぜ売上が意外なほどに伸びていないのか。その理由については、2020年にリリースされたスマートフォン向けアプリ『オクトパストラベラー 大陸の覇者』の影響も推測されている。
「大陸の覇者」は基本プレイ無料のゲームで、本編の過去編を題材としたストーリーだ。そのため世界観は共通しているのだが、内容は“いわゆるソシャゲ”の域を出ていないという声が多い。
さらには、《オクトパストラベラーの唯一の失敗はソシャゲを作ったこと》《1は好きだったがソシャゲ始まってなんか追いかける気なくなった》《なんでスクエニはなんでもかんでもスマホのソシャゲにしてしまうん?》とも評されていた。
人気IPが生まれれば収益を上げたくなる気持ちもわかるが、ブランディングのためにも、迂闊なソシャゲ化は避けた方がよかったのかもしれない…。
https://myjitsu.jp/enta/archives/118464
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引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1678248075/
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Source: ニュー速クオリティ
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