KDDIとの新たなローミング協定を活用することで、価格面とともに繋がりやすさの満足感を向上させ、それと並行して無理のないペースで自前の基地局整備を進めていく……というのが、楽天モバイルの青写真だったようだ。
ところが、実際に蓋を開けてみれば、それまで弱点とされていた地下などを含め、繋がりにくいといった状況は相変わらずといった声が、SNS上でも多くみられる状況。
さらに、常に楽天モバイル回線とau回線とを行ったり来たりで電波を探しに行くためか、スマホのバッテリーがすぐに減るといった報告までもあるようなのだ。
とはいえ、こういった事態になることも一部では大いに想定されていたようで、というのもKDDIから楽天モバイルに貸し出される周波数帯が、800MHz帯だけである点が大いに影響しているとのこと。
通常なら、街中など人が密集するような場所などでは800MHz帯以外の回線に繋がったり、複数の周波数帯を束ねて通信を行う「キャリアアグリゲーション」によって、安定した通信が可能となっているのだが、
800MHz帯だけではそれらは望めず。利用が集中すれば、繋がりにくい状況になることは火を見るより明らか……といったところだったのだ。
このように“最強プラン”との呼び声に少しでも期待していたユーザーからすれば、ぬか喜びもいいところといったいっぽうで、
楽天モバイルとしても赤字垂れ流しを極力抑えつつも顧客満足度をアップさせたいといった思惑が、大いに外れてしまうといった展開に。
結局のところ、真に通信品質を向上させていくためには、ローミング頼みではなく地道に自前の設備を整えていくしかないようなのだが、
今回の新料金プランが契約者数の増加に繋がるかも不透明といったところで、そんななかで楽天モバイルはもとよりグループ全体の体力が今後持つかどうかも、いよいよ心配されるところである。
楽天モバイル、鳴り物入りの最強プランも「繋がらない」「バッテリーの減りが早い」の声。ローミング頼みの顧客満足度アップ戦略は早くも暗礁か
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.mag2.com/p/money/1319451
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1686017927/
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Source: ニュー速クオリティ
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