https://news.yahoo.co.jp/articles/5c45f16bff1826a495554acd64921102ad3d8bc1
大阪府立中河内救命救急センター(東大阪市)で2021年3月、部長だった40歳代の男性医師が、新型コロナウイルスで入院していた60歳代の男性患者の人工呼吸器を一時的に停止していたことがわかった。患者が気管切開に同意しなかったことが理由で、患者は呼吸状態が悪化した。運営法人は重大な倫理違反と認定し、医師を戒告の懲戒処分とした。
センターによると、患者はコロナで重症となり、集中治療室で口からのどに管を通す人工呼吸器を使用していた。医師は、細菌感染すれば、肺炎などを起こす懸念があるとして、のどの一部を切って管を入れる気管切開を提案。患者が拒むと、筆談で「呼吸器を止めてみます?」と尋ねた。患者が「止めてみろ」と反応し、停止したという。
患者の呼吸状態が悪化し、医師は約2分後に呼吸器の使用を再開。後日、別の医師が気管切開した。患者は症状が回復し、まもなく転院した。
センターから報告を受けた運営法人が21年秋に倫理委員会を設置。「故意に苦痛を与える行為で重大な倫理違反」として同年12月、医師の戒告処分を決めた。
運営法人は処分を公表せず、患者への謝罪は22年12月になってからだった。
一方、医師は倫理委員会の聞き取りに「気管切開が最善であると判断した」と説明。処分の撤回を求める訴訟を大阪地裁に起こしている。現在は別の系列病院に異動している。
運営法人の谷口和博理事長は「医療に対する信用を失墜しかねないもので反省し、謝罪する」としている。
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1687906169/
続きを読む
Source: ニュー速クオリティ
コメント