猪瀬聖ジャーナリスト/翻訳家
7/27(木) 20:25
(写真:つのだよしお/アフロ)
中古車販売大手ビッグモーターの店舗前の街路樹が不自然に枯れているのが各地で見つかっている問題で、読売新聞オンラインは26日、群馬県太田土木事務所が土壌を調べたところ、枯れていた部分の土壌から除草剤の成分「グリホサート」が検出されたと報じた。グリホサートは発がん性が疑われており、欧米では使用禁止の動きが広がっている。
国際機関が発がん性を認定
グリホサートは米モンサント(2018年に独バイエルが買収)が開発し、「ラウンドアップ」などの商品名で売られている。グリホサートをまいても枯れないよう遺伝子操作されたトウモロコシや大豆などの栽培に使われるほか、公園や校庭、道端、家庭菜園などの除草にも使用され、世界的に使用量の多い除草剤だ。
しかし2015年、世界保健機関(WHO)傘下のがん研究専門組織である国際がん研究機関(IARC)が、発がんの危険性を示す5段階評価で危険性が2番目に高い「グループ2A」(ヒトに対しておそらく発がん性がある)に分類したことで、欧米を中心に規制強化が進み始めた。
欧州では、フランスが2019年にグリホサートを有効成分とする一部製品の販売を禁止。ドイツは来年から全面禁止する。
米国でも、ニューヨーク市が2021年、条例を改正して公園など市が所有する施設内でのグリホサートの使用禁止を決めるなど、使用を厳しく制限する動きが自治体レベルで急速に広がっている。
メキシコも来年、全面禁止とする見込みだ。
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【有効成分】 グリホサートカリウム塩
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1690532765/
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Source: ニュー速クオリティ
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