中古車販売大手ビッグモーターの店舗周辺で街路樹が不自然に枯れている問題で、金沢市内にある地元の自動車販売店がとばっちりを受けた。
石川県の工事で伐採された店舗前の街路樹について、「消えている」とする投稿がSNS(交流サイト)上で拡散され、店が説明に追われる事態となった。
県内の街路樹では不審な枯死は確認されておらず、ビッグモーターの問題とは無関係の他社は「一緒にされるのは心外だ」と憤っている。
●ホームページで説明
ビッグモーターに関する問題が報道された7月下旬から、SNSではグーグルマップなどで現在と数年前の店舗周辺を比較し、街路樹がなくなった様子を投稿する利用者が全国的に相次いでいる。
ビッグモーター以外の自動車販売店周辺の写真を掲載する投稿もある。
金沢市の石川トヨタ自動車金沢御影店、ネッツトヨタ石川西泉店でも付近の街路樹がなくなったとの投稿があった。
SNSでの指摘を受け、石川トヨタ自動車は7月31日、県県央土木総合事務所に確認した内容をホームページ(HP)で発表し、県が無電柱化工事に伴い、4~5月に伐採したものだと説明した。
同社の担当者は「業界に厳しい目が向けられている今こそ、襟を正してしっかりと説明する姿勢も必要だ」と話した。
ネッツトヨタ石川も同日、県道の拡幅工事に伴い、2016年に街路樹が撤去されていたことを確認したと発表した。
●県に問い合わせ
県土木部の鈴見裕司部長は北國新聞社の取材に対し、石川トヨタ自動車金沢御影店、ネッツトヨタ石川西泉店周辺の街路樹伐採について
「いずれも県の工事に伴うもので間違いない」としている。ビッグモーターの問題を受け、県にも「木が枯れている」などの問い合わせが寄せられている。
ビッグモーターでは、修理で預かった車に故意に傷を付け、保険金を水増し請求していた不正が発覚し、7月26日付で創業者が引責辞任した。
一連の問題に関連し、店舗周辺では街路樹や植え込みが枯れていると指摘されていた。28日、清掃活動の際に除草剤で枯れた可能性が高いとしてHPで謝罪、原状回復に向けた手続きを行うとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf5177f80a1e57665bc27934e49c7e01d7c63051
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1690932315/
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Source: ニュー速クオリティ
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