【園部 晃三】全国で車のナンバー「358」が急増する中、ホンダのスクーターを購入した女性が割り当てられたナンバーに猛激怒…!区役所に烈火のごとく変更を迫った「まさかの理由」
いま「358」のクルマが全国で急増中
ふだん街を歩いたり車に乗っていると、道路を行き交ったり駐車場に停めてある他の車のナンバープレートが気になるという人も多いのではないだろうか。
筆者の場合、ドライバーそれぞれの個性や好みが垣間見られ、想像が膨らむから一向に飽きない。この頃の流行りは「358」とされる。その詳細については関連記事《全国でなぜか大人気! 自動車のナンバープレートで『358』と『3588』が急増している「本当の理由」》に譲るが、社会の閉塞感もあって幸福思考が増しているのだろう。名古屋では2021年4月から全国に先駆けて、「358」は抽選対象番号に指定されるほどの人気だという。
幸運ナンバーを「エンジェルナンバー」と呼ぶ人もいて、そうなると神社仏閣巡り、パワーストーンや縁起物の数珠が流行るのと一緒だ。
(中略)
筆者が浅草界隈に住んでいた頃は、吉原(この住所は今はなく、正式には千束3丁目~4丁目)と上野駅や日暮里駅間を走る送迎ワゴン車のナンバーに目を凝らしたものだった。台東区竜泉のバス通りや入谷の金美館通りを、19、26、69、1126、4126、4919、8181というナンバーが走っている。
このうち、あるナンバーで、ひと騒動起こした知人女性がいる。
まだ希望ナンバーが取得できないバイク――ホンダのスクーターを購入した彼女に割り当てられたナンバーが、住んでいる区の、Hの69だったのだ。
既婚者で子どももいる彼女は、「エッチのシックスナインってどういうことよ!」と烈火の如く怒って、区役所に変更を迫ったのである。
しかし、この話を聞いた筆者は、間髪を入れず「そのナンバーをバイクごと売ってくれ」と頼んだ。
「Hの69」が欲しかったワケ
二輪レースファンの間では、2006年に世界最高峰MotoGPでHONDAのマシンでチャンピオンになり、その後サイクリング中に不慮の事故に遭い、2017年5月22日にこの世を去ったレーサーのニッキー・ヘイデンのことが広く知られている。
彼のゼッケンナンバーが69。つまりHONDAのヘイデンのHの69となれば、ファンにとっては垂涎のナンバーだからだ(ちなみに引退したバレンチーノ・ロッシの46も人気が高く、バイクレース会場の駐車場では46の車が多く見られる)。
だが時すでに遅し。怒髪天を衝く彼女の剣幕に、区役所側はやむなくそのナンバーを抹消して異なる番号を交付したのだった。
この話をバイク乗り仲間にすると同音異口「なんで、もったいない」となる。車と違ってバイクの希望ナンバーの取得には苦労するからだ。
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1691315344/
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Source: ニュー速クオリティ
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