https://news.yahoo.co.jp/articles/c16825dfbc4caab61647d4910b11c74752667032
ここ数年、「会社の電話に出られない」という退職理由が増え始めている。『ABEMAヒルズ』では「電話恐怖症」の背景と対策を取材した。
【映像】電話が苦手かわかるチェックリスト
「電話恐怖症」━━電話に出る、または出ようとすると、“緊張が走り、体調が悪くなる”など、心身症状をともなう苦痛を感じる状態で、最終的には職場に足が向かなくなることも。株式会社ソフツーの調査によると20代の7割以上が「電話に苦手意識を感じている」という。
企業向けのカウンセリングやメンタルサポートを行う日本メンタルアップ支援機構の大野萌子代表理事によると、この10年で「離職理由=電話に出られない」というケースの増加に悩む人事担当者や「電話への恐怖から仕事を続けられない」という新人からの相談も増えているという。
なぜ電話恐怖症になる人が増えているのか? 大野代表理事は「自宅に固定電話がなくなってきたことで、子どもの頃に電話の取り次ぎや伝言を受けた体験をしていない若者が増えた」と分析した。
また、「コミュニケーションツールの進化」にも関係があるという。
「メッセージツールを主に利用するようになると、文字でのやり取りに慣れてしまい、瞬発力が必要な電話にひるんだり、焦ったりしてしまう。そんな経験から苦手意識を感じる方が多いようだ」
大野代表理事はそうした“慣れていない電話への対応”がもとで、業務中に「集中力が途切れてしまう」といったストレスや、クレームへの対応で精神的な負担がかかってしまう点も「電話恐怖症」を深刻化させる原因だと指摘する。
そんな「電話恐怖症」になりやすい人には完璧主義の傾向があるという。
「メールなどの場合、きちっと読み直したり、自分の考えをまとめてから返事ができるが、電話はその場で対応しなければいけない。その違いにジレンマを感じるのではないか」
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1699435053/
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Source: ニュー速クオリティ
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