■【画像】“2億円”かけたデザイナーズトイレの全貌がついに判明、シンプルな内観も公開

先日も、若手デザイナーが手掛ける“2億円トイレ”の画像がSNSに流出、《安っぽい》《これで2億円は高すぎる》などと大きな波紋が広がり、混乱を呼んだばかり。
そんななか、設計者である米澤隆氏は3月16日、Xで金額や設計意図などを説明。
《大阪・関西万博トイレ5に関しまして、部分的に切り取られた建築写真が流出し、安っぽい、工事金額を中抜きしているのではないかといった疑義がおこり、
世間をお騒がせしてしまっています。 設計者として説明させていただきます》
そこで、本サイトではあらためて米澤氏を取材。設計・デザインに込めた意図や想いについて、くわしく話を聞いた。
まず、「2億円」という大きな金額の数字だけが一人歩きしているが、業界事情を知る識者は「数十個の個室がある大規模トイレを作るとなると、妥当」だという見方を示す。
米澤氏もXで、実際は「2億円」ではなく「解体費込みで約1.5億円」になったことを明かしたうえで、
「大規模なトイレに対する予算としては、一般的な公共トイレの予算の基準を大きく下回っている」と話す。
「とはいえ、半年の会期だけのために巨額が投じられた後、廃棄されるのは問題だという意識は強くありました。そこで、限られた地球資源について、
万博が終わった後も移転して活用できることを前提に、設計をスタートしました」(米澤氏=以下同)
『デザイナーズトイレ』というと、リッチな素材を使ったラグジュアリーな空間や、独特な造形のものを想起しがちだが、先に触れたとおり予算はカツカツだった。
その内情を米澤氏が赤裸々に明かす。
「トイレ建築は仮設であれ常設であれ構造部分の建設と下水の配管・電気配線などが必要で、予算の大部分はそこにかかります。
また、たとえ半年といえどその間に災害が起きないとも限らないし、さらに今回は移設転用を見据えているので、常設のトイレと同等の構造強度をもたせています。
つまりお金を削ることができる可能性が残されているのは、外壁のような素材部分ということになります」
SNSでは、外壁や屋根部分について《トタン板トイレ》《2億円トイレがトタン屋根》など、“トタン疑惑”があがっていることに
米澤氏は、「トタンではなく、ガルバリウム鋼板」と説明する。
ガルバリウム鋼板は軽量で耐久性に優れているのが特徴で、これも予算内、かつ解体・移設を視野にいれた選択だったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ce630e786731c44bd53620006da23cf3fcc52a1
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1742304071/
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Source: ニュー速クオリティ
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