平均年収443万円の暮らしとはどんなものだろうか。この30年、日本はなぜ衰退・停滞してしまったのか。
ジャーナリスト・小林美希さんが、注目の新刊『年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活』で多くの人に伝えたいメッセージとは?
年収200万円以下が300万人増加
私が社会人になった2000年は、バブル経済が崩壊したあとの「失われた10年」と呼ばれた時代だった。経済対策も雇用対策も、
ほとんどの問題が「先送り」された。そのまま政府は安易な規制緩和で不況対策をしのぐふりをした。
そして、2008年のリーマンショックで「失われた20年」になった。官製相場のアベノミクスや外国人観光客のインバウンドで、
見せかけの景気回復が訪れると、日本は、またも根本的な問題から目を背けた。今、新型コロナウイルスによる景気後退の
「コロナショック」で「失われた30年」に突入している。
雇用をはじめとした規制緩和は、着実に収入の差を作り出した。国税庁の調査から2000年と2021年の年収を比べると、
年収200万円以下は824万7000人(構成比18.4%)から1126万2000人(同21.4%)へと増えている。
定年延長や高齢の労働者が増えていることも一因となるだろうが、低所得者は確実に増えている。
一方、年収2000万円以上の高額所得者を比べると、17万8000人(同0.4%)から30万2000人(同0.6%)へと増えている。
この格差を当たり前のように受け入れてしまって、いいのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0560fd23f50f8cda161132df54fb2bef80c5390c
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1669006250/
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Source: ニュー速クオリティ
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