昭和かよ…PTAにモヤる4月 母親代表というナゾ役職、ひとり親に「勝手に離婚したんやろ」
4/4(火) 11:25配信
「行事に参加できないと連絡すると『仕事って、都合のいい言い訳ですね』と返されました。ひとり親に『勝手に離婚したんやろ。わがままや』と陰で言う人もいました」
地域差はあるものの、役員に選ばれやすいのは、自営業や公務員。慣習や内部規定で性別が決められている役職もあるという。
役職決めをめぐり保護者同士に軋轢(あつれき)が生じる背景には、昭和感満載の変われないPTAの姿があった。
●「仕事って、都合のいい言い訳ですね」
北陸地方在住で自営業をしている鈴木さん(仮名・40代女性)は、第2子が小学6年生のころにPTAと地区の子ども会の役員に選ばれた。コロナ禍になる前の2019年のことだ。
いずれの役員も小6の保護者から選ばれる。PTAは前任者の指名で決まり、地区の子ども会は順番にまわってくる。
たまたま、その年に2つの役員が重なった。役員は公務員や自営業が選ばれることが多く、指名されて断る人はいなかったという。診療所で働く医師が会長に選ばれたこともある。
鈴木さんを特に悩ませたのは、子ども会の活動だった。子どもたちが祭りや行事に参加できなくなるため、「入会しない保護者はいない」と語る。入学とともにLINEグループへの招待がきて、承認とともに「入会」したとみなされるという。
経営している店の定休日は月曜日と第3日曜日。卓球やかるた大会など、ほとんどの行事に参加できたものの、どうしても行けない行事があった。地区の一大イベントで、朝9時から夜21時までの長時間拘束を余儀なくされる祭りだ。
約50人が参加するグループLINEに「仕事の都合で参加が難しい」と連絡すると「仕事って、都合のいい言い訳ですね」と返されたという。
「この発言をしたのは、土日休みの仕事をしている女性でした。卒業後も地域内で会う機会はありましたが、挨拶をしても無視されています」(鈴木さん)
●会長は「男性」副会長は「女性」 ひとり親に厳しい視線
一方、PTA活動は「仕事と言えば融通がきくため、楽ではあった」。役員は会長・副会長・会計の3役のみ。役職につかずに小学校生活を乗り切る保護者もいる。鈴木さんにも3人の子どもがいるが、役員を経験したのは一度きりだ。
慣例で、PTAと子ども会の会長は男性、PTAの副会長と会計は女性と決められていたが、子ども会はどちらでもよいとされていた。ところが、性別を決めていることから、ひとり親家庭に「ずるい」という声があがることもあった。母子家庭の場合はPTA会長をする必要がないためだ。
「いろいろな事情がある人もいるとは思うのですが、『勝手に離婚したんやろ。わがままや』と陰で言う人もいました」(鈴木さん)
養育費がもらえず、仕事と育児に追われている父子家庭の人もいた。しかし、「ひとり親は理由にならん」と子ども会の会長にさせられてしまったという。「『みんな忙しい』ことを理由に、個々の事情は聞いてもらえない風潮があった」と鈴木さんは振り返る。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/a765b507804e7b36672ccdd0e6b77093399191f4
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1680593023/
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Source: ニュー速クオリティ
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