【アークナイツ】やっぱりケルシーの話の長さがナンバーワン!

アークナイツ
821: 2022/06/18(土) 04:16:55.94 ID:8EhPiZCrd
ドクター。君が先日同行したガヴィル達の里帰りはどうだった。
君は存外に適応していたようだが、エリオットやビーズワクスから予め聞いていた内容とは大きく異なると感じただろう。
「サルゴン」という言葉を用いるとき、それは単に国家を指す固有名詞というよりも、更に広範かつ曖昧な意味を持つ。
近代になって便宜的な中央政府が発足こそしたが、実際には小規模な地方や街を治める首長——パーディシャー達による極端な地方分権と自治形態をとる。
公的に明文化こそされていないが、その実態は首長連邦制と称して差し支えないものだ。
気候・言語・文化の全てが大きく異なる者たちを束ねることは困難であり、各地に君臨するパーディシャー達の実権は依然として我々が想像するよりも遥かに強大だ。
だが、小規模な地域ごとに首長達が徴税と自治を行うことには様々な制約が課される。その最たるものが、大規模な公共事業を実施できない事だ。
収税を中央に集約しないために、サルゴンでは大規模な社会インフラは殆ど提供されないと言っていい。
巨大な社会インフラの代表例である移動都市の数は他国と比較して極めて少なく、離れた集落同士を結ぶ鉄道や道路などの交通網も乏しい。
更に統一された単位系や言語をサルゴン全域で公教育する事もできない。
これらの要因のために地理的に隔絶された各地域の統合は遅々として進まず、パーディシャーの独立性が堅持されているのが現状だ。
国家として統一的な意志を持たないサルゴンには国軍という概念が薄く、サルゴン兵の多くは自警団や領主が雇い入れた私兵及び傭兵で構成される。
気付いているか。人々の間に生じる軋轢を抑えつつ纏め上げるのは本来極めて困難な事なんだ、ドクター。
たとえそれが企業というトップダウン型の統治形態をとり小規模な集団だとしても。特に他民族の従業員で構成されるロドスでは。
ロドスとサルゴンの唯一の差異は、全体の最終的な意思決定をする幹部が存在する、ただそれだけだ。
言い換えるならば、ロドスの幹部間の関係は緊密かつ円滑でなくてはならないという事だ。
君がアカフラからの土産にと持ってきたナッツ類と果実酒はかなりセンスがいい。それらの用途には幾つかの有効な選択肢があると言えるだろう。

no title


824: 2022/06/18(土) 04:38:18.89 ID:mdUDCfOKd
>>821
最後の5行…いや3行だけで良かったのでは?ケルシー…

825: 2022/06/18(土) 04:47:58.00 ID:vWEcGjyF0
>>821
ソーンズとかどこで使うんだスズランとフレのミヅキに頼ったわ
ミヅキってめちゃくちゃ火力出るのな爆発力はない代わりに4ケタダメばら撒けるの強いわ

続きを読む Source: アークナイツ速報

コメント

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