【アークナイツ】本日のデイリー危機契約

アークナイツ
475: 2022/03/03(木) 04:30:36.93 ID:6e2qaJcFd0303
「ウルサスの方陣」。強固で隙がないことを喩える慣用表現だ。君も一度は聞いたことくらいあるだろう、ドクター。
由来は文字通り、ウルサス軍が多用する盾兵を中心とした密集陣形にある。
ウルサスという国家は、数十年前には今よりも遥かに激しく各地を侵攻していた。
この慣用句がテラ各地に浸透している事実そのものが、それだけウルサス軍が広い地域で猛威を振るっていたことを物語っている。
ボジョカスティ率いる遊撃隊とチェルノボーグで交戦した経験がある君ならば、その威力は充分に実感しているはずだ。
ドクター。君の戦術指揮能力は疑うべくもないが、軍事史や戦術史の記憶は残っているか?
盾兵を中心とした方陣は、ウルサスとは縁もゆかりもない場所で発明されたものだ。
古代ミノスで用いられたファランクスと呼ばれる陣形が、これらの戦法の起源だとされている。
だが現代では、ミノスのファランクスと言って通じるのは、歴史学者か一部のマニア程度のものだろう。
また起源とは逆に、現代における最新の方陣もウルサスのそれとは無関係のものだ。
イベリアがエーギル人の技術を用いて開発した兵器ハンドキャノン、それらを交えた方陣用の編成をテルシオという。
しかしイベリアは現在鎖国状態にあり、”外国とは”戦争を行なっていないために、テルシオの知名度は極めて低い。
分かるか?ドクター。
話題に上るのにも代名詞となるのにも、時系列は必ずしも関係せず、人間の印象に強く焼き付き続けることが最も重いファクターだ。
……私もかつての君の行為を未だに許容できているとは言えない。
今の君とは異なると理解していても、物事も感情も、はるかに多面的だ。
…………だが、今の君のまま居続けることが出来て、「最も印象深い君」が更新されることに期待していないわけではない、ドクター。

no title


525: 2022/03/03(木) 07:55:48.93 ID:C9qf1GYp00303
>>475
朝のケルシコは身に染みる

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