【アークナイツ】灼熱の鍾乳洞サリアのケツ（重装）

アズリウスさん。今日は付き添ってくれてありがとうございます。お陰でいいデータがとれました。
エイヤフィヤトラさんからシエスタの溶岩洞の話を聞いて、どうしてもここでフランカーの実験をしたかったんです。
みんなにあまり迷惑はかけられませんから、アズリウスさんが居てくれて助かりました。
いえ、対熱試験じゃないです。今日やりたいのはロドスの訓練室や工房ではできない内容です。
ここの環境は面白いんですよ。
磁鉄鉱を多く含んだ地層が高温の溶岩になって流れ出して、それが時間を掛けて磁気相転移温度までゆっくり冷えることで、巨視的なサイズの強磁性体が無数に生成されて……。
あ……、すみません…。そうですよね。つまり、この溶岩洞の中は天然の磁石でいっぱいということです。
だから、こういった環境でも電磁パルスが安定して機能するのか見てみたいと思いました。
ほら近くに寄って見てください。岩にキーホルダーを近づけるとチェーンが少し引っ張られます。ほら。
………私のことをお喋りだと言ったり、話を中断させたりするのは、アズリウスさんだけですね。
無口だとか静かだって言われることならよくあるんですが。
え？そんなことないと思います。アズリウスさんが毒の管理を厳重にしていることは知ってますし。首筋の色だって私は好きですよ。
それに近くに寄ってくれなきゃキーチェーンが見えないじゃないですか。
アズリウスさん。今日はもう一つだけお願いをしてもいいですか。…ありがとうございます。
車に積んである車椅子を持ってきてもらえませんか。できるだけ早く。しゃがんだ姿勢のままフレームの電池が切れてしまいました。そろそろ腰が限界です。
それと車椅子を押してほしいです。でこぼこした洞窟の地形を自分で漕ぐのは大変なんです。
あっ。お願い事ふたつでしたね。

サリアとマリアいればなんとかなると思ってたのに重装も縛りなんかよ草